2008年 仮装コンテスト入賞者結果発表

多くの皆さんの参加で今年も盛り上がりました。
各グループの優秀者が決勝進出し、教師一同による投票でグランドチャンピオンを決定しました。
  
1位 コロナ映画館親子鑑賞券
2位 ミッキーマウスペアマグカップ
3位 アメのつかみ取り&優秀賞スタンプ5秒自由に使える権

1位 からかさおばけ。
 ハロウィンにふさわしいのか、ふさわしくないのかよくわからないところが新鮮で良いのです。
 日本のお化けの代表格でありながら、どうしても脇役扱いになりがちな素材に光をあてて、ディテールにこだわったところが高評価の要因です。
 傘の骨の質感や、目や舌の表情などしっかり作りこんだところに苦労が見えます。また頭にかぶる部分の作りはどうなっているんだろう、きっとご家族のみんなで話し合いながら工夫したんだろうなと見る者の想像力をかきたてます。
 特に、ちゃんと下駄をはいたところが決め手ですね。片足のポーズも決っています。欲を言えば、ズボンとシャツを脱いで(短パン、ノースリーブならOK)くれたらベストでした。
 でも垂れ下がった両手など演技もすばらしく、見事今年のグランドチャンピオンを勝ち取りました。おめでとう!
 
2位 ミイラ男。
 もっとアップで見ると質感のすばらしさがわかるのですが、残念ながらスペースの都合上このサイズの写真で勘弁してください。
 数千年の眠りから醒めたミイラ男が死神と出会って・・・おいおい、なぜそこにドアラが??
 でもいいのです。こういったミスマッチの楽しさがハロウィンの仮装の良さです。
 ほどけた包帯の下に見えるのはたぶんドアラとおそろいの野球のユニフォームですね。家にあるものでお金をかけず、工夫して作るところに仮装の楽しさがあります。
 でも息が苦しくないかちょっと心配です。
3位 ドアラ。
 残念ながら日本シリーズ出場は逃しましたが、ドラゴンズ人気、ドアラ人気はおとろえません。
 ミイラ男の友達のドアラは残念ながら入賞を逃しましたが、こちらのドアラは堂々の3位入賞です。
 こちらのドアラのすばらしさはオリジナリティがあるところです。あえてリアルさを排し、身体と頭を四角にしたところに、キュビズムの影響を色濃く感じます。
 人間はついつい目に見えるものをそのまま受け入れて信じてしまいがちですが、物事は全て多面的であり、その多面性の複合体です。見てください。中央にある曲がったドアラの鼻の下にかすかに覗く真実の鼻を。遠く離れたドアラの目の間に見える真実の目を。
 この作品は、先入観にとらわれがちな人間への批判精神を持って、真実を見る目を養いなさいと訴えかけています。 
 ご存知スパイダーマン。アメリカンヒーローの中でもずば抜けた人気を誇るキャラクターです。
 彼のすばらしさは衣装よりも、手作りのマスクにあります。よく見てください。スパイダーマンの目は、頭の上にあって、その目の下にかすかに見える穴から覗くのが真実の目です。この作品は、先入観にとらわれがちな・・・もういいって!
 口がマスクの下に出ているのは窒息防止のためです。子の健康を気遣う親の愛情のたまものです。
 でももう少し元気にポーズを決めると良かったね。
 お姫様かな?今年一番の「なりきりキャラ」ですね。化粧の濃さは成りきり度の表れです。
 人間にはだれにでも、別の人間になりたいという願望があって、コスプレブームはその表れです。
 子どもでもその願望を満たせるのがハロウィンです。
みんなも来年はふだんとは違う自分を表現してみよう。
 正体不明です。彼(彼女?)の正体は何なのか、ご存知の方はご教示下さい。
 横を向いていることに何か意味があるのでしょうか?
見れば見るほど???です。
 周りのみんなの顔がぼけているのはプライバシー保護のためではありません。単なる手ぶれです。古いカメラを使っているのがバレバレですね。
 顔が出て困る人は、すぐに塾までご一報下さい。
 「かわいー」という声が聞こえてきそうなコスチュームですね。ハロウィンカラーのマントに小さなコウモリが付いているのがアクセントです。帽子も手作りでしょうね。お母さんが工夫しながら作っている姿が目に浮かびます。
 対照的に後ろの子は、ピンク一色でまとめて、かわいらしさの中にも大人っぽさを感じます。
 ハロウィンの定番衣装です。こういった人がいないとハロウィンは盛り上がりません。
 ハロウィン→黒猫→黒猫ヤマトの宅急便じんじゅくバージョンです。PRありがとうございます。塾のキャラクターにしたいところですが、ヤマト運輸から訴えられますのでやめておきます。
 今年も登場。デビルウーマンのハロウィンバージョンです。こちらも定番キャラでハロウィンには欠かせないのですが、多くのみんながチャレンジする仮装だけに、差別化が難しくなります。
 ディテールにこだわるか、思い切った発想で変化をつけると上位入賞の可能性が高まります。
 恥ずかしさを忘れることがヒーローになる第一歩です。あなたはこの衣装を大切に保存して、大人になったら忘年会で身に付けましょう。変なプライドを捨てて、思い切ったことができるのはすばらしいことです。
 一見簡単そうに見えますが、いざこれだけの衣装を作るのは大変なことです。
参加者全員の写真を載せたいところですが、スペースの都合でできません。ここで紹介している皆さんは各グループの優秀者で、ほんの一部です。
手作り感とアイデアが入賞の決め手になります。
本人やご家族の苦労のあとが見える力作ぞろいです。
惜しくも今回入賞を逃した皆さんや、ここで紹介していない多くの皆さんにも本当にすばらしい仮装が多数ありました。
この仮装大会も2003年以来第6回目となり、初めから参加して大活躍してくれたD君やT君は来年は中学生となり、大会から引退するかと思うと大変残念です。後に続く皆さんのがんばりに期待します。
 何も堅苦しく考えることはありません。何よりも楽しんでやることが大切です。ぜひ来年も挑戦してくださいね。